障がいのある方たちの作品を展示するとき、販売するとき、グッズ化するとき。
作者の権利を護りながら、安心して作品を取り扱うために必要なことは何でしょう。
「法律とアート」の分野で、専門的な知識をもつ講師による、事例紹介や質問・相談を通して、「創作活動にまつわる権利擁護」の、基本的な知識や考え方を知ることができる講習会です。
障がいのある方のアート活動の意義や支援方法についてや、展示や販売までの過程で発生する権利を一緒に考えましょう。
講習会では、皆さまのお悩みや疑問にお答えする時間を設けています。
ぜひ、質問、ご相談をお寄せください。
参加者の声
アート活動をしているある福祉事業所で、利用者さんたちの間で販売価格に差をつけない、という話を聞きました。福祉の現場に競争を持ち込みたくないということでした。その考えに共感する一方、作家としての権利はあるように思い、どう考えたらいいかと悶々としてきました。今回のイベントで、少しヒントが見つかったような気がします。
今まで、何も考えずに作品を描いてもらっていました。今後は、作品を販売するときに、本人との契約を考えていきたいです。
今後、当法人でもしっかり取り入れて整備していくことで、利用者さんの権利擁護につながることを実感でき、とても良かったです。アートのことを少し広げることができたかなと思います。