『ピラミッドのある壁画』

森 敢太(もり・かんた)

この世には、二種類の人間がいる。夢を追うものとそうでないもの。そう、彼は夢を追うものの一人である。幼いころから描き続けてきた唐津くんちの曳山。

昨年に続き、今回も大好きな曳山の作品を制作しました。彼の夢は画家になること。画家を目指すようになったのは、毎日忙しく働いているお母さんを見て、「少しでも楽にしてあげたい、自分の絵を売ってその手助けをしたい」と考えたからです。そんな心優しい彼の作品をどうぞご鑑賞ください。

文・北村聡一郎(NPO法人のんびらぁと)