9月23日(土)〜10月(金)を会期に、
小城市の牛津赤れんが館にて
佐賀県事業所展示研修企画「つーつらアート展〔3〕」を開催しました。
佐賀県内の事業所などから集まった8名の方で実行委員を結成し、
佐賀大学の柳先生からアドバイスをいただきながら
実行委員の皆さんが話し合いを重ねつくりあげた展覧会です。
実行委員会<第1部>のテーマは、
”お気に入りを紹介しよう!”でした。
まずはお互いの自己紹介。
普段の利用者さんとの関わりや
最近うれしかったことなどをそれぞれが話しました。
それから、実行委員に参加した皆さんのお気に入りの
利用者さんの作品や写真を持ち寄り紹介し合いました。
支援者だからこそ知っている利用者さんの作品を人に紹介できる機会であること。
支援者の見方次第で様々な価値観がうまれるということ。
何かの新しい気づきによって、普段の支援も変わるのではないか。
話しを進めていくなかで、今回の展覧会開催の目的や意義を共有しました。
<第2部>”展示方法を考えてみよう!”では、
第1部で共有した内容を念頭に、
実際に展示したい作品を持ち寄りました。
そして、それぞれの作品を全員で見て回りながら、
展覧会全体のイメージやバランス、
各作品にあった展示方法などを確認しました。
<第3部>は、展覧会期初日の前日。
”実際に展示しよう!”ということで、
各自作品を展示する作業を行いました。
実際に会場へ来ていただいた作家ご本人もいらっしゃいました!
来場者の方のアンケートからは、
「とても心温まる絵ばかりでみとれました。」
「みなさんの個性、可能性を感じました。」
「会場の雰囲気と作品がマッチしていました。」
「1人ひとりの個性が出ていて、でも全体的に統一されていてよい刺激になりました」
といった声を聞くことができました。
それぞれの人が色々な思いや考えを巡らせる展覧会になりました。