令和1年度 〇〇な展覧会「第2回 テーマ/コンセプトを考えよう」を開催しました

令和1年度「〇〇な展覧会を一緒に作りませんか?」

第1回「作品を持ち寄って見せ合おう」7月26日(金)/18:30~20:30/佐賀市市民活動プラザ

◎第2回「テーマ/コンセプトを考えよう」10月4日(金)/18:30~20:30/アバンセ3階 美術工芸室

第3回「展示方法を考えよう」11月15日(金)/18:30~20:30/アバンセ3階 美術工芸室

第4回「展示準備を整えよう」2020年1月10日(金)/18:30~20:30/アバンセ3階 美術工芸室

10月4日(金)は、作者本人2名、支援者20名・美術を専攻する学生8名、

アドバイザーの柳健司さん(美術家)、花田伸一さん(キュレーター)からなる

展覧会実行委員会のメンバーがアバンセに集まり、

第2回「テーマ/コンセプトを考えよう」を実施しました。

 

 

「これから、展覧会を作っていく上で大切にしたいこと」を1人1人で付箋に書き込んだあと、

6つのグループに分かれて話し合いながら「いちばん大切にしたいこと」を考え、グループごとに発表しました。

 

・完成した作品より、制作の過程や背景から見える面白さを伝えたい

・入りやすさ、見た人が楽しくなれる、笑顔になれる

・作者のまっすぐさ、人としての魅力をを伝える

・ライブペイントやパフォーマンスを取り入れたい

などなど、障がいのある方の芸術をめぐるそれぞれの思いを共有しました。

 

アドバイザーの花田先生、柳先生からは

「昨年度はあまり説明や情報を出さず、色と形から入ってもらうようにしたが、

それと比べると今年は物語性・時間制が入って来るのかなと感じた。

作る人と見る人の共鳴、“ライブ感”みたいなものを皆さんが求められているのがわかった。

今日の話し合いから他のグループの意見も持ち帰って考えて、良い方向に進むことを願う。

また、皆さんの言葉が全体的に正しすぎると感じた。ピュアなだけのものよりも、

人の心を動かすには、ピュアとは真逆のスパイスが必要だったりもするので、その辺も含めて考えてほしい。」

といったアドバイスをいただきました。

 

 

引き続き、第3回・第4回と、2020年2月の展覧会開催へ向けて、着々と準備を進めていきます。