昨年度の事業報告⑥:スター発掘プロジェクト in 佐賀

・「第2回 スター発掘プロジェクト in 佐賀」の CM を作ろう!

「スター発掘プロジェクト」の宣伝に協力してくださる方、CM作りって面白そう!! って思ってもらえる方、
初めてのことに挑戦したいって思っている方、そんな方々の笑顔を集めて、素敵なCMを製作しました。

(CM映像: 前編 後編
平成30年9月16日(日)/メートプラザ /25名/
講師:小松原修氏(うれしの特別支援学校/ドラマディレクター)

 

・緊張と向き合うワークショップ&第2回 スター発掘プロジェクト in 佐賀

歌う! 踊る! 奏でる! 演じる!
パフォーマーと観客が一体となって表現を楽しむ 自由なステージ!
障がいがあってもなくても、人前でパフォーマンスして 楽しませたい人、集合!

平成30年11月11日(日)/バルーンミュージアム/9組出演、30名参加/
講師:小松原修氏氏(うれしの特別支援学校/ドラマディレクター)

 


「スター発掘プロジェクト」を振り返って

11 月のプロジェクト参加者募集のために、従来のチラシだけでなくCM 映像での広報にも挑戦したこと、さらに CM 制作自体をイベントにして、目的であるプロジェクトの趣旨を広報していったことは大きな成果だったと思う。
ただ、その取組の割には、本番の参加者は思ったより少なかった。CM を使って情報を拡散させることへの課題と、障害当事者に届いたのか、届いたとしても参加したいと思えるような情報の出し方だったのかという課題があった。
また、日程的に秋のイベントが目白押しだったこともあり、プロジェクトが 11 月に一回きりしかなく、おまけに佐賀市でしか開催しないというのも、県内からパフォーマーを発掘するには条件が限定されすぎていた。ある程度主要な地域で開催するということ、本来なら毎月どこかで必ず開催しているというくらいしていかないと認知度は上がらないかなと感じている。
イベントの内容であるが、障害者と支援者、障害者単独、アイドル(健常者)、コンテンポラリーダンサー(健常者)、障害児親子など参加者のカテゴリーが多種多様であったこと、ジャンルも歌あり、演奏あり、ダンスありと多彩であったことは成果だと思う。
ただ、このプ ロジェクトで重要なのは、障害のある人たちの中からスターを発掘することだと思う。もっと多くの障害者にエントリーしてもらい、「この人の表現に魅了された」というような存在感抜群の障害者パフォーマーを探し出すようにすることが 大きな課題だと感じる。また今後の展望として、即興表現だけに捉われず、練習を重ねて舞台作品を作り上げていくことも一方で考えていきたい。

「スター発掘プロジェクト」講師
小松原 修(うれしの特別支援学校/ドラマディレクター)